Nahoniwaのブログ

医学生の雑記ブログです。

独学で国公立医学部に現役合格するには?

皆さん、こんにちは。医学部3回生のNahoniwaと申します。

 

このブログをご覧の皆さんは、

「独学で医学部を目指すのは厳しいの?」とか、

「医学部に行くにはどんな勉強をすればいいの?」

などの疑問をお持ちかと思います。

 

自慢するようで恐縮なんですが、私は中高一貫校や塾へ一度も行かず吹奏楽部で本格的に活動(週6~7日ほど)しながら、医学部に現役合格した 経験がございます。

 

私のこの経験が、医学部を目指す皆さんのお役に立てばいいなと思い、この記事を書かせていただきます。

 

 

ただ、はじめに申し上げておきますが、

医学部に合格するだけなら、基本的な部分さえ網羅できていれば問題ありません。

(ただ、くまなく網羅する必要があるので「普通に」大変なんです)

ですから、「裏技」的なものを求められる方には、若干期待外れな内容になっているかもしれません。

 

それでは、これから皆さんが何をすべきなのか、そしてその理由についても説明したいと思います。

 

 

 

1.授業の時間を有効に使う!

これが、私が唯一めちゃくちゃ気をつけていたことです。

授業中って、意識していない時はあまり頑張ろうとはしてないと思います。

でも、高校生は6時間以上もの間、授業を受けながら過ごしている訳です。

この時間をなんとなく過ごすのは、やはりもったいないですよね。

 

私のおすすめは、必ず前日に家で予習を行い、

学校では復習をメインに、可能なら授業中に次の分野の予習まで行うことです。

こうすることで、部活動や行事、または他の趣味等に費やす時間を増やすことができます。

ただ、やっぱり授業中の時間だけでは学習しきれない部分もあるため、それらはテスト期間や休日の空いた時間を使って復習していました。

 

〈注意点〉

1.前日に予習ができなかった場合は、必ず翌日に復習すること

  なぜなら、人間には連続で学習しないと忘れる性質があるからです。

 「エビングハウス忘却曲線」について調べてもらうとよく分かると思います。

 

2.わからないことは、その日のうちに解決すること

  わからないことが蓄積すると、必ず「苦手意識」が生まれてきてしまいます。

  医学部受験では、如何に「苦手な教科を作らないか」が重要になるので、

  疑問点には早めに対処したほうが良いでしょう。

 

2.早めに過去問を解いておく!

これは、一種のショック療法みたいなところがあるんですが、やはり早めにやっておいたほうが良いでしょう。

私は高校2年生の春頃に興味本位で赤本を解いてみたことがあったんですが、驚くほどに解けなくてびっくりしたんです。

数学や物理はまあ習ってないし解けなくてもしょうがないかと思えるけれど、割と自信のあった英語までちんぷんかんぷんで、かなり衝撃を受けました。

ただ、過去問という最もゴールに近いものを見たことで、「自分がこれからどういう成長を遂げなければならないのかをハッキリイメージできるようになりました。

これは大学に入ってからも役に立つことで、今でも難しい試験の前には、過去問を最初(またはその科目の講義中)に見るようにしています。

こうすることで、これから何を解けるようになるべきかわかった上で、授業を受けることができるのです。

まだ全範囲終わってないしなぁ」と思っている人は、

解けなくてもいいから、一度ゴールを知っておこう!」という気持ちで、過去問に挑戦してみてほしいと思います。

 

3.可能ならば、国公立の推薦入学制度を使う!

実は、推薦入試(学校推薦型選抜や地域枠など)のある国公立医学部は多いです。

推薦入試は一般入試とは別枠でカウントされるので、これを受ければ他の人よりも入試の回数が一回分増えることになります。

高校時の学力が低くても、推薦組は大学での成績が良い人(まじめな人?)が多いので、入学後の学習に不安を覚える必要はないかな、と思います。

 

〈注意点〉

大学卒業後の数年は指定の地域で働かなければならない」タイプの推薦入試(俗にいう地域枠)も存在するので、よく制度について理解してから申請しましょう。

また、校内で推薦入試の競争率が高い場合、評定平均等を参考に推薦生徒を決めることがあります。

推薦を狙うなら、定期テストでは気を抜かないようにしましょう。

 

〈デメリット〉

推薦入試をくぐり抜けるためには、一般入試とは異なり面接と作文が重要となります。

これらの対策に時間を取られ、前期試験への対策が疎かになりがちなこと、

また推薦入試に落ちた際には気持ちの立て直しが必要になることなどが挙げられます。

推薦入試に落ちても、前期なら余裕で受かれるぜ!」ぐらいの気持ちで、一般入試に対する準備を欠かさない必要があるでしょう。

 

 

4.まとめ

ここまで、医学部に受かるためにすべきことについて書いてきました。

自分で言うのもなんですが、当たり前なことしか書いてなくて申し訳ないです。

要するに、「授業の時間を有効的に使い、目的意識を持って、メリハリのある勉強をしよう推薦入試って方法もあるよ!」 ということです。

苦手な教科を無くし、基本から理解していけば、きっと医学部にも合格できると思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。