Nahoniwaのブログ

医学生の雑記ブログです。

OneNoteでペンタブ(板タブ)を使ってみた!iPadと比較したメリット・デメリット

 

最近、私の大学では紙の資料を配らない講義が増えました。

そのため、iPadを使ってpdfの資料にメモする人を良く見かけます。

 

ただ、iPadってめっちゃ高いじゃないですか。

しかも、ノートを取るならApple pencilも必要になります。

 

そこで、私は安価で手に入るペンタブレット(板タブ)で、pdfへの書き込みができないか試してみました!

 

OneNoteにはpdfをインポートする機能が付いているので、まずはOneNoteで試してみます。

 

板タブについては調べてもらった方が早いんですが、要するに

『ペンと下敷きのような形をした、イラスト用の高性能なマウス』

のようなものと捉えていただければ良いかと思います。

今私が使っているのは『Deco 01 V2』ってやつですね。

 

ただ、色々あってiPad Proも購入したため、現在は板タブとiPadを併用している状態です。

(主に家では板タブ、大学ではiPadを使っています。)

 

その中で見えてきた、板タブとiPadのメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。

 

 

 

板タブのメリット

板タブの一番のメリットは、やはりそのコスパです。

PCさえ持っていれば、6000円ほどで字(+イラストなど)が書けるようになるので、買って損はないと思います。

 

更に、手元を見ることなく字が書けるのもメリットです。

これにより、PCのディスプレイだけを見て作業できるため、首や腰への負担を大きく減らすことができます。

個人的には、紙に書くよりも疲れにくいと感じます。

 

もう一つ挙げるなら、ペンと本体についているボタンはめちゃくちゃ便利です。

私の買ったペンタブには、ペンに2つ、本体に8つのボタンが付いています。

これらのボタンに、動作を取り消す、ペンツールと消しゴムツールを持ちかえる、拡大・縮小など、様々な操作を割り当てることができるのです。

一応Apple pencilのダブルタップや、iPadジェスチャーで似たようなことはできるんですが、物理ボタンの方が操作しやすいと感じます。

 

 

板タブのデメリット

板タブの一番のデメリットは、接続しているPCのバッテリー消費量が増加することです。

(8時間駆動→4時間駆動ほどに!)

PCを外で使うことの多い私にとっては、これがネックでした。

モバイルバッテリーを買えば良いだけの話なんですが、iPadへの憧れが強かった私は、これを機にiPad Proを購入することにしたのです。

 

更にもう一つデメリットを挙げるとするならば、それは慣れるのに時間がかかることです。

『画面に写るポインターを見て字を書く』という慣れない作業を行うことになるので、最初はなれるのに時間がかかります。

私は、ある程度綺麗に書けるまで2~3週間ほどかかりました。

ただ、器用な私の母は最初からある程度上手く書けていたので、個人差はあると思います。

初めてペンタブで書いた字

現在の字(OneNoteでも問題なく文字認識されます。)

 

 

iPadのメリット

まず、一番のメリットは『持ち運びが便利で、バッテリーの心配も要らない』という点です。

更に、『多くの人が使っているので、分からないことがあっても、周囲の人に聞ける』のも大きなメリットだと思います。

また、普通にタブレットとして使えるので、ゲームをしたり、Youtubeを見たり、Kindleで本を読んだり、様々なことに使うことができます。

 

ペンタブと比較すると、『字を書くのに馴れる』必要がなく、より精密に字が書けるので、その点もメリットと言えるでしょう。

 

 

iPadのデメリット

一番のデメリットは、『お金がかかる』ことです。

多くの人が使っているiPad Airを使うとなると、最新のものだと64GBでも8万5千円前後、Apple Pencilは約1万5000円、ケースも買うとなると、合わせて10万円以上になってしまいます。

 

他のデメリットとしては、

『首や腰に負担がかかる』ことです。

ペンタブではPCの画面だけを見ていれば良く、首を下に向ける必要もありません。

それに対し、下を見ながら字を書かなければならないiPadは、首への負担が大きいと感じます。

(特に机の高さが低い場合はしんどいです)

 

この対策として、私は持ち運び可能なiPadスタンドを使っています。

 

 

細かい点もまとめると、こんな感じです。

 

板タブのメリット

・安い

・首が痛くならない

・ペンタブに慣れればちゃんと字が書ける

・ペンとペンタブに付いてるボタンがめっちゃ便利

・タッチ機能非対応なら、タブレットに手を付いても反応しない

 

板タブのデメリット

・PCは必須

・PCのバッテリー消費が激しくなる

・スペースが必要(机の上で場所を取る)

・慣れるのに時間がかかる

    (1~3週間ほど、個人差アリ)

・設定の必要がある

Macを持っていない場合、GoodNotesが使えない

 

 

iPadのメリット

・持ち運びしやすい

・バッテリーの心配はあまり無い

・かなり精密に字が書ける

iOSMac専用のノートアプリ(GoodNotesとか)が使える

 

iPadのデメリット

・値段が高い

・首が痛くなる

・手が邪魔(ペンタブに特有の感覚なので、ペンタブを使ってなければ問題ない)

・ペンのダブルタップの感度が高すぎて使いにくい

OneNoteの挙動がちょっとだけ怪しい

 

 

まとめ

個人的な意見としては、

『pdfの書き込みをするだけなら、ペンタブでも充分』だと思います。

ただ、頻繁に外で使うにはバッテリーの消費量が気になりました

 

もしも、iPadを買うお金があり

バッテリーや持ち運びの面で不安がある

もしくは、

皆が使ってるiPadを使ってみたい!!

という気持ちがあるなら、iPadを買うべきでしょう。

 

そうではない人は、一度ペンタブ(板タブ)を試してみることをお勧めします。

安い上、慣れれば使い勝手も良いので、買って後悔はしないと思います。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。