Nahoniwaのブログ

医学生の雑記ブログです。

図書館の本を非破壊自炊してみる

こんにちは、医学部3回生のNahoniwa です。

 

学生によくある悩みだと思うんですが、

専門書ってかなり高くないですか?

 

専門的な知識を分かりやすくまとめるのが大変な上、買う人も少ないのが原因なんだとは思いますが、お金のない学生にはぶっちゃけ辛い!

 

そこで、

『大学の図書館で借りれば良くない?』と考えた訳です。

図書館なら、どんな医学書でも大体置いてありますし、何よりもタダで利用できますからね。(学費は払ってるけど)

また、年に10冊程度までなら、図書館に無い本でも購入してもらえます。

 

 

しかし、こうして図書館で借りた本、最後まで読みきれなかったり、そもそも読まずに返してしまう人も多いのではないでしょうか... ... 

 

そこで今回お勧めしたいのが、図書館の本の非破壊自炊です!

正直自炊と聞くと、あまり良い印象を持たない方も多いかとは思いますが、一応私的利用のための複製は合法なのです。

(もちろんそのデータを他の人に渡すのは犯罪なので、自炊業者に頼むのはダメです)

気になる方は、是非ご自身で調べてみて、納得の上でチャレンジしていただくと良いかと思います。

 

 

必要なもの

 

これだけです!

スマホAndroid でもiOS でも構いませんが、できるだけカメラの性能の良いものを使用してください。

 

方法

まずは、『vflat』というアプリをダウンロードして下さい。

このアプリはかなりの優れもので、書類を自動検知して写真を撮り、トリミングや湾曲した本の補正、影の消去まで自動で行ってくれるんです。

 

Office lens や他のスキャナーアプリでやっても良いんですが、曲面の補正までしてくれるアプリはこれ以外に見つけられませんでした。

 

これをダウンロードすれば、書類とスマホを良い感じにセットして、vFlatを起動し、ページを捲っていくだけでOKです。

2ページずつでも撮れますが、画質がその分荒くなるので、1ページずつ撮ることをお勧めします。

 

 

注意点

いくつかあります。

  1. 割と時間がかかる
  2. 光の当たり加減と本の生地によってはページが白飛びする
  3. 書籍版を買った方が良い本も存在する

 

 

まず時間に関しては、600ページ程の本をスキャンするのに、大体一時間ほどかかります。(1ページずつ撮影した場合)

 

最大限効率化するなら、

  1. まずは右側のページだけ撮影
  2. 左側のページを、逆順に撮影
  3. 両者のpdfを別々で出力し、Windows の無料アプリ『PDFsam』で結合

といった感じでしょうか。

 

あまりにページ数が多く時間がかかるなら、専用の非破壊スキャナーを買った方が良いかもしれませんね。

 

 

2については、頑張って光源を調節していくしかありません。

フラッシュを焚いても白飛びしない紙なら問題ありませんが、ツルツルした紙の場合は、そこそこ明るく、でも光が反射しない絶妙な配置が求められます。

 

 

3については、例えばCBT対策に良く使われる『レビューブック』のような、赤シートで隠しながら覚えるような本は、自炊しても使い物になりません。

書いてある内容は読めますが、iPadの赤字は赤シートで完全に隠すことが難しいのです。

(IPadが発光して文字を写し出すためだと考えていますが、正しいかどうかは分かりません)

一応方法が無いわけでは無いんですが、私にはあまり合いませんでした。

 

電子版だと、赤字の部分を隠せる機能が付いているようなので、そちらを買うのも良いかと思います。

 

 

終わりに

図書館の本をお借りするわけなので、絶対に本を傷つけないように気をつけて下さいね。

(試してみる際は、あくまで自己責任でお願いします)

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。